ちらちらと新聞を読みながら、アルバイトのことを思い出していました。
何とはなしにないかを読むという週間は、あまり良い物ではないという気がしているのですが、
中々改まるということがないし、最も改めようともしていないのです。
近くに活字があると何気に目を通してしまいます。
テレビがついていても、テレビの音を聴きながら新聞の文字を読んでいたりチラシを見たりしています。
大都会ならば、新聞のページ数が半端じゃないから、とても隅から隅まで読む気にもなりません。
活字の洪水といってもいいほど、読んでくれといって、迫ってくるようです。
地方に住んでいると其の点、新聞もおとなしいものです。
読んで見たくもなるのです。
アルバイトを若かりし頃にしていたことがあります。
ピアノの講師として楽器店で教えたこともあります。
お菓子屋さんで一年ほど包装の仕事をしたこともあります。
物産関係の会社で封筒貼りをしたこともあります。
いづれもあまり人と話をせずにすむ仕事ばかりです。
接客が嫌いということはありませんが、自分の性格を考えて見ますと、
自分のやりたいことを優先できる生活をしたいと常々思っていますから、
定職に着くことは全く考えませんでした。
げんざいは専業主婦となりましたが、外に出て働く気はないのです。
家にいて窓ガラスを磨いたり、床掃除をしたり、トイレをピッカピッカにして暮らすのは楽しいものです。
家事以外に自分で好きなお菓子を焼いたり、楽器(リコーダー)の練習をしたりするのです。
アルバイトをしていた時、其々の仕事が面白くて、楽しんでやっていました。
アルバイト感覚で、現在、主婦の仕事もこなしているようなのです。
どんな仕事でも楽しめるようになったのは、
アルバイト経験のお陰もあるかもしれないです。
新聞を手にしながら、まるで新聞の記事とは無関係なことを思っていました。
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